院長ブログ
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原因はそこじゃない?「歯の痛み」の意外な落とし穴(26/01/07)

あけましておめでとうございます。院長の野村です。
1月から、本格的な受験シーズンが始まりますね。試験に臨む際は、焦らずにまず落ち着いて
問題を読み解くことが大切です。これは歯科でも同じで、
痛い歯をやみくもに治療するのではなく、
まずは慌てずに原因を突き止めることが
重要です。◆「この歯が痛い!」だけでは
治療できない?歯医者に行ったとき、
「痛いのはこの歯だ、と伝えたのに
すぐに治療に入らず検査が続いた」
という経験はないでしょうか。一刻も早く痛みから解放されたいのに、
レントゲンを撮られたり、
別の歯をチェックされたりすると、
もどかしさを感じてしまうかもしれません。
しかし、歯科医がすぐに治療に入らないのには、
明確な理由があります。歯科診療の中で、
患者さんが「痛い」と感じる場所と、
実際にトラブルのある場所が一致しないのは
決して珍しいことではないからです。特に、神経に達した深いむし歯で痛みが激しい場合は、
その発信源を特定するのが非常に難しくなります。歯は一度削ってしまうと元には戻せないため、
このようなケースではより慎重な判断が必要となるのです。◆上下でズレることも?
痛みの場所が食い違う理由こうした感覚のズレは、
前歯よりも奥歯に行くほど
起こりやすいことがわかっています。歯を刺激してどの歯に触れたか当てる実験では、
奥に行くほどその正解率は下がり、
前後3~5本の範囲で間違えてしまう人が
多くいました。中でも第二大臼歯(前から7番目)では、
ひとつ手前の第一大臼歯と勘違いする人のほうが、
正解者よりも多いという結果がでています。さらに、痛みが激しくなると
上下で痛みの場所を間違えることもあります。これは上あごの神経と下あごの神経が
脳に向かう途中で合流するためで、
強い痛みの信号が送られると情報が混ざり合い、
正確な場所が判別できなくなってしまいます。
その結果、原因は下の歯なのに、
「上の歯がズキズキ痛む」
と感じてしまうことも少なくありません。◆自己判断に頼らず、まずは詳しい検査から
痛みの原因が不明確なままの治療だと、
健康な歯を無駄に削ってしまうことにも
なりかねません。そのため、歯科医師はすぐに治療に入らず、
まずは「痛みの発信源」を
突き止めることに全力を注ぎます。
「早く治してほしいのに…」
ともどかしく感じるかもしれませんが、
一連の検査は大切な歯を守るために
必要なプロセスです。また、
「どこが痛いかうまく説明できない」
という場合でも、
原因の場所を一緒に探していきますので、
安心してご来院ください。医療法人善信会 きわ歯科クリニック
〒755-0241
山口県宇部市大字東岐波5623-1
TEL:0836-58-6607
URL:https://kiwa-shika.com/
Googleマップ:https://goo.gl/maps/rtgyYwSDERR1Fe8y6
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