診療情報
睡眠時のお口の乾燥対策 もしかして口呼吸が原因かも? 
夜、目が覚めたときに喉がカラカラだったり、朝起きたときに口の中がネバついていたりすることはありませんか。本来、口の中は唾液によって潤いが保たれ、細菌の繁殖が抑えられています。しかし、睡眠中は体の機能が休まる時間でもあり、唾液の分泌量も自然と減少してしまいます。
さらに、空気が乾燥する季節や、鼻が詰まりやすい人、口呼吸の癖がある人は、口の中がより渇きやすくなる傾向があります。
加齢とともに唾液腺の機能が低下し、唾液の分泌量が少なくなることで、こうした傾向はさらに強まっていきます。口の中が乾燥すると、むし歯や歯周病のリスクが高まるだけでなく、口臭の原因になったり、喉や気道の粘膜が荒れて風邪をひきやすくなることもあります。
最近では、こうした「ドライマウス」対策のために、睡眠中の口の乾燥を軽減する目的で開発された製品も登場しています。市販されているものの中には、鼻呼吸を促しながらも口元の湿度を保つ工夫が凝らされているものもあります。たとえば、柔らかい保湿素材が使われたマスクタイプの製品や耳への負担が少ない設計のものなど、使い心地にも配慮されています。
夜間の口呼吸を放置せず、適切な対策をとることで、朝の不快感を和らげ、むし歯や歯周病の予防にもつながっていきます。季節の変わり目や乾燥の気になる時期には、早めに「口のうるおい」を意識したケアを始めてみましょう。
引用:GLOW’25.10月より




