診療情報
健康投資は口元から始める 人生の向上につながるデンタルIQ 
日本はデンタルIQの後進国
健康な人の歯の数は28本。親知らずを含めると32本ありますが、その数を即答できる人は日本ではごくわずか。
オーラルケア先進国であるスウェーデンの歯科医の定期受診率が90%以上なのに対して、日本ではわずか10%以下。
これは口腔内ケアに対しての意識、いわゆるデンタルIQが低いことの表れであり、米国、英国と比べても著しいギャップがあります。
歯周病などの病気にかかりやすくなるのも必然なのです。
歯科クリニックは健康な時こそ通う場所
国民皆保険が充実している日本は、歯科クリニックは歯が痛くなったら治療する医療機関というイメージが強いですが、本来は歯が健康なうちにメンテナンスをし、疾患が生まれないようにする場でもあります。歯の疾患は、一歩間違えれば全身に及ぶリスクがある非常に怖いもの。1本でも多く自分の歯を残すためにも、健康な時こそクリニックに通うことが、結果的に病気の予防にもなるのです。
オーラルメンテナンスを新習慣に
プラーク(歯垢)や歯石の除去に始まり、歯周ポケットの深さをチェックしたり、常在菌をコントロールすることで口腔内の健康を維持します。歯列や常在菌の状態ひとつとっても人によってかなり差があるので、歯科でのメンテナンスを継続して行いましょう。
美容院で髪をカットするようにメンテナンスを習慣化することで、口腔内を常に健康で清潔な状態にキープできます。
ビジネスパーソンこそオーラルケアが必要な理由
商談などで人と対面することの多いビジネスマンこそ、オーラルメンテナンスは必須。口臭などの原因は、溜まった歯垢や歯周ポケットの炎症が原因で、口腔内の問題がほとんどです。歯列が悪いと病気のリスクも高まりますので、継続したメンテナンスが必要になってきます。歯がきれいだと健康的であり、何よりも見た目の印象が格段に上がります。自己管理能力の高さも証明され、周りの評価もぐっと高まるはずです。
GOETHE 2024.12月より