診療情報

あなたの歯と口は大丈夫?今、私たちのお口の中で起こりうる5つのトラブル

1.マスク下の口呼吸で体調を崩しやすくなる!?

マスクを付けていると息苦しいので口呼吸になりやすく、これが免疫力低下の原因に。鼻呼吸なら鼻毛がウイルスやほこりなど異物の侵入を防いでくれます。一方、口呼吸だと、異物が口から入ってのどの粘膜に付着し、病気にかかりやすくなって体調不良を引き起こす一因に。マスク装着中も口呼吸を心がけて。

2.口まわりの筋力低下で、ほうれい線やたるみが…!

マスクをしていると口まわりが押さえつけられたり、口を動かさずに無表情でいることが多いので口まわりの筋力が低下。その蓄積がほうれい線やフェイスラインのたるみを招きます。うがいをする時に口をなるべく大きく動かしてブクブクすることを習慣に。こまめに行うと口まわりの筋力低下を防げます。

3.唾液不足は歯の黄ばみを促進させる

口をしっかり閉じていれば口内にだ液が行き渡り、バイ菌や食べカス、着色汚れなどを洗い流してくれます。でもマスク装着中に口呼吸をしてしまうと、知らぬ間に口内が乾いてだ液が不足。歯の表面についたコーヒーなどの着色汚れが流れにくくなって黄ばんでしまうのです。口呼吸にならないよう注意を!

4.口内の出血は歯周病リスク。病気や妊活にも悪影響

歯磨き中に出血する人は歯周病の可能性が。歯周病は100以上の病気とリンクし、特に妊娠中の場合は低出生体重児を産むリスクが飲酒以上に高いと言われています。歯と歯の間や歯ぐきの奥などの歯垢が取りきれていないと、若い世代でも起こりうる病気なので、歯間の汚れをこまめに除去する心がけを!

5.磨き残しや舌の汚れが口臭の一番の原因

マスクのせいで自分の口臭がきになるようになったという人が増加。口臭は、歯間や舌などに汚れが残っていると発生しやすくなります。歯ブラシだけでなく、フロスや歯間ブラシも使って歯間の汚れを取るようにし、舌ブラシなどで舌の汚れも取り除きましょう。また、口をよく動かしてだ液の分泌を促して。

引用:MORE 2023.2月号より

診療科目

「口からはじまる健康づくり」

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野村院長

院長が「きわ歯科クリニック」を誕生させた道のりを、歯科免疫学のお話を通じてご案内します。詳しくは、理念・誕生までの道のりをご覧ください。

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