診療情報
歯の定期健診で生涯医療費を節約できます
「定期健診は毎回費用がかかるし、歯が痛い時だけ歯科にいく方が経済的」
このように考える方もいるかもしれません。
・「治療」のため、歯が痛い時しか歯科に行かない人
・「予防」のため、定期健診に通っている人
実は「定期健診に通っている人」の方が、生涯医療費(歯科以外の医療費も含む)を安く抑えることができます。
日本歯科医院境界の調査によると、定期健診を受けている人の総医療費は49歳から平均よりも安くなります。
49歳以降その差は年々開くばかりで、65歳になると年間で15万円の差が出てきます。
その結果、生涯医療費に約300万円もの差が出るとされています。
どうして生涯医療費に差が出るの?
定期健診を受けていないと…
①歯科治療の費用が大きくなる
初期のむし歯や歯周病は、ほとんど痛みを感じません。痛みを感じる頃には症状が進行しており、神経の治療や抜歯が必要になるケースも。結果的に定期健診の何倍もの費用と時間がかかってしまいます。
また、歯をより良い状態に戻そうとすると1本あたり数十万円の治療も珍しくありません。
②全身疾患のリスクが高まる
歯のトラブルを放っておくと糖尿病や心筋梗塞、認知症などの全身疾患を引き起こすリスクが非常に高くなります。
お口と全身の健康は直結しているため、歯のトラブルが原因で歯科以外の医療費も膨れ上がってしまうのです。
定期健診を受けていれば、自覚症状がない初期段階の早期発見・治療が可能です。
定期健診のペースは3ヶ月~半年に1回。
費用や時間を最小限に抑え、自分の歯も失わずにすみます。そして年齢を重ねた時の健康状態にも大きく差がでます。
生涯医療費を賢く抑えるために定期健診に通ってむし歯や歯周病を予防しましょう!