診療情報
お口ぽかんに気を付けて! 
「気がつくと、うちの子がいつも口を開けてぼんやりしている」
そんな悩みを抱える保護者が近年、増えています。
正式には「口唇閉鎖不全」といい、唇を閉じる筋肉や舌の動き、鼻呼吸の力が未発達で、常に口が開いた状態になってしまいます。
これが続くと、歯並びやかみ合わせに悪影響を与えるだけでなく、むし歯や歯周病のリスクを高めます。また、口で呼吸する習慣がつくことで、免疫力の低下や姿勢の乱れ、集中力の低下にもつながります。このような状態を「口腔機能発達不全症」とし、2018年度から歯科で診断が可能になり、歯科保健の対象となっています。
原因はさまざまですが、特に幼少期の指しゃぶりや、長時間のスマホ・テレビ視聴による姿勢の崩れを指摘する医者もいます。
予防と改善のためには、意識的に鼻呼吸を意識すること、正しい姿勢を保つことが大切です。
「うちの子、だいじょうぶかな?」と思ったら、一度かかりつけの歯科医院で相談してみるのがよいでしょう。
小さい子どもの成長におけるさまざまな悩みは、早期に発見・対処することで改善が期待できます。
引用:福島民友新聞 ’25年9月8日より




