診療情報
健康的な白い歯をキープしよう
脱マスクで気がついたはず。口もとは清潔感に直結すること!
歯のくすみや黄ばみは見た目を左右するため、この機会に自分の歯の色をチェックすることがおすすめ。
歯が黄ばむ原因を知ることで、健康的な白い歯をキープしましょう。
歯が黄ばんでしまう原因
飲み物や食べ物などによる着色
歯の表面はエナメル質でできており、周囲をペリクルというたんぱく質が覆っています。ペリクルに色素が付着すると着色汚れが発生。コーヒーや赤ワイン、カレーなどの飲食、また喫煙も着色汚れのもとになります。
歯の磨き残し
口の中はとても汚れており、約1,000億~6,000億個の細菌がいると言われています。食べかすなどの汚れから繁殖する細菌も黄ばみの原因のひとつです。
加齢
年齢を重ねるとエナメル質の劣化と同時に、歯の深部の黄色い象牙質が厚くなり、黄ばみが濃くなります。
遺伝
肌の色などと同じで、歯の色にも個人差があります。また、日本人の歯はエナメル質が薄く、象牙質が透けやすいので、もともと歯の色はクリームがかっています。
鏡を見ても歯の黄ばみはなかなか感じにくいもの。何となく口もとが冴えないと感じたり、普段塗っていた口紅やグロスの色が似合わなくなった、濃くなった気がするという人は、歯のくすみや黄ばみが進んでいるかも。黄ばみの原因はさまざまありますし、歯の色は100人いたら100通り。肌と一緒で歯もお手入れ次第、着色汚れも個人差があることを覚えておきましょう。
引用:mina’23.11月