診療情報
0歳からスタートする「健康の土台づくり」と「良い歯並びづくり」
子供の良い歯並びと健康な体づくりのためには、0歳からの「鼻呼吸の習慣づけ」と「口周りの筋肉の発達」がとても大切。乳幼児期にママにやってもらいたい良い習慣づくりのポイントをお伝えします!
ポイント① 授乳のときは、おっぱいを深く吸わせる
口の筋肉をたくさん使って「きゅうっ」とおっぱいに吸い付き、乳首を「ぎゅっ」と唇と舌でしぼり出し、「ごっくん」と飲み込む。
この一連の動作は、お口周りのトレーニングになっています。授乳のたびにこの動作がしっかりできていれば、あごの骨の成長や、口周り・舌の筋肉の発達につながります。
ポイント② 哺乳瓶は「赤ちゃんが飲みにくい」ものに
哺乳瓶の乳首の穴は、逆さまにしてもミルクが垂れてこないものを選びましょう。赤ちゃんが頑張って吸って飲むことが、あごの成長に繋がります。たまに、乳首の穴を切って大きくし、赤ちゃんが頑張って吸わなくても飲めるようにしているママがいらっしゃいますが、赤ちゃんのためにも絶対にNGです。
ポイント③ 鼻水は頻繁に吸引する
口がぽかっと開いている赤ちゃんは多いですよね。赤ちゃんは鼻で呼吸するより口で呼吸するほうが楽なため、鼻がつまると口呼吸を覚えてしまいます。赤ちゃんは自分で鼻水をすすれないので、鼻がつまったらこまめに吸引してあげてください。口呼吸を覚えさせないことが大事です。
引用:Are You Happy? 22.3月より