診療情報
対策設備投資はしたくても… 歯科医が気をもむ「院内感染」
今、歯科医療機関での「院内感染」が改めて注目されています。
歯科ユニットの給水管内の水がレジオネラ菌やカンジダ菌などの細菌に汚染され、病気などで免疫力が低下した人が感染してしまうということです。
これは、水道水に微量に含まれる細菌が給水管内に残り、菌類の温床であるバイオフィルムを形成してしまうことが水の汚染の原因となっています。
国立感染症研究所のデータによると、歯を削るドリル部分を回転させるハンドピースを患者ごとに交換せず、使い回している歯科医療機関が7割に上っているそうです。口腔内の唾液や血液がハンドピース内に逆流入してしまい、滅菌しないまま次の患者に使用して汚染物が噴射されてしまう恐れがあります。
殺菌能力が高い新しい機器の導入など、院内感染を防止する設備投資は、小規模診療所にとって経営の圧迫となり頭の痛い問題となっています。
参考記事:サンデー毎日原文
当院では、院内感染を防止する設備を導入済みです
当院では、、安全で安心な治療環境を実施するため、POIC研究会が推進するエピオスECOシステムによる連続除菌治療水システム(POIC WATER)を導入しています。