院長ブログ
波乗り先生の推薦図書 (14/05/27)
波乗り先生が、以前ブログで紹介された参考文献を読ませて頂きました。
自らの苦痛を自分で治療するための究極の選択=依存症と定義し、自ら抱える困難や苦痛を緩和するための物質を選択し、やがて依存症に至る。と記されています。つまり、依存物質の危険性を教育し、排除、管理だけでは、依存症からの解放は成立しないのです。大切なのは、人の支援。人と向き合う医療なのでしょう。
歯科医院において、依存症の治療をすることはありませんが、口臭外来を受診される患者さんの、抱えておられる深い悩みや背景を受容し、認知し改善にむけて支持していくプロセスや、攻撃的ではない不定愁訴を抱えておられる患者さんの対応に、大変参考になりました。また良い文献を教えてください。期待しています。